誤1 無2 A23 B6 C1 平均2.73
作意:
3二金、㋑同金、3一金、㋺同金、4三角成、㋩3二金打、1一香成、同玉、3一龍、同金、1三香、㊁1二桂、同香成、同玉、3四馬、2三桂、2四桂、1三玉、1二金、1四玉、1五歩、同桂、1三金、同玉、1二桂成、1四玉、1三成桂、同玉、3五角、2四香、同角、1四玉、1三角成、同玉、1四香、同玉、2四馬迄37手。
変化:
㋑同玉は4二金、2三玉、1四金、同玉、1五香、2三玉、3五角、3三玉、4三角成迄11手。
1二玉は3四角成、2三香、2二金以下9手。
㋺同玉は5二角成迄5手。
1二玉は3四角成、2三桂、1五香、1三桂、同香成、同玉、3五角、同桂、同馬で、
①1二玉は2四桂以下23手。
②2四桂は同馬、1二玉、3四馬、2三歩、2四桂、1三玉、2五桂、1四玉、2六桂迄23手。
③2四角は同馬、1二玉、3四馬で、
①' 2三歩は同馬、同金、6二龍、2二歩、2三香成、同玉、3二龍以下31手。
②' 2三桂は同香成、同歩、2四桂、1三玉、2五桂、1四玉、2六桂迄25手。
㋩3二歩は3一龍、同玉、5三角成以下15手。
3二飛は同馬、同玉、3六香、3五歩、同香、2三玉、3三香成で、
①同玉は、3一龍、3二桂、3四歩、同玉、3五飛以下25手。
②2四玉は3四飛、1三玉、3五角、2四桂、同角、1二玉、1三角成、同玉、2五桂以下29手。
㊁1二香は同香成、同玉、1三金、同玉、3五角、2四香、1五香以下25手。
1二銀は同香成、同玉、1三銀、同玉、3五角、2四桂、同角、1二玉、3四馬、2三香、1三角成、同玉、1四金以下33手。
初形は玉が遠く、7一龍と6一角を活用しないと王手が続かないので、まずは邪魔な金2枚を捌く。5手目4三角成には横に利き、かつ取られても大丈夫な金合で応じる。
途中図1(6手目3二金)
香成捨て、龍切りを経て、11手目香打には前に利かない桂合が最善になる。
途中図2(12手目1二桂)
16手目も、後に1五歩を取るために桂合。
途中図3(16手目2三桂)
桂と金を重く打った後、1五歩が味の良い手。馬筋を通すことで先ほど打った桂金を捌き、ついに2六角が動く。
途中図4(30手目2四香)
最後は香の捨合、角成捨てで締める。
詰上がり図
12手目迄は変化が煩雑な一方、以降は非常に易しい。ほぼ絶連の収束23手から、詰上がりに残る置駒をなるべくなくし、合駒が入るように逆算した。収束の易しさと引き換えに序盤に変化を詰め込むことができ、納得のいく結果になった。
田〇悠一 ―龍角の出番を作る金の壁の崩し方、後半は1三への巧妙な捨駒に感心。
宮〇敦史 ―3二飛合の変化などもあるが、そこを抜け1一香成を発見すればしめたもの。
つけひげたんてい ―金、桂、桂、香と合駒が入って、同じ地点への3度の呼び戻しはリズムがあります。
那〇清 ―序は重厚、中盤以降は軽快。合駒が多く中身が濃いですね。
二〇卓郎 ―きわどい合駒が印象的です。
加〇孝志 ―手数を伸ばす桂、香の合はきめが細かい 収束の味がよいですね。
川〇敏嗣 ―金2枚捨てて4三角成が最後までよく働いた。
鈴〇彊 ―序、重い金を2枚捨て4三角成3二金打。これに龍を切り1三香からの攻防が見せ場。2六角がうまくさばけました。
松〇成俊 ―土俵際の粘りに手を焼いた。
水〇修 ―合駒も割と読みやすく詰上がりもすっきりで爽快です。
山〇誠 ―2三桂合からの粘り強い手順が印象深い。
渥〇雅之 ―序の展開が実に見事。玉を1筋に追ってからの収束の手順も素晴らしいと思います。
竹〇健一 ―合駒も難しくなく意外とすらすら解けました。
須〇卓二 ―前半と後半で二つの味がしてお得感があります。
占魚亭 ―序奏の邪魔駒消去に面白味があり、龍+角のバッテリーを開いた後の流れ(捌き)もいい。
増〇和悦 ―本手順は軽やかな手順。それに比べ3二飛合の変化などは煩雑で苦労した。
スポンサーサイト
コメント