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入選21回 詰将棋パラダイス2022年1月 中学校

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誤3 無6 A94 B21 C2 平均2.78
作意:
Ⓐ4七香、㋑同銀不成、3六金、㋺同銀成、4七香、同成銀、3六金、同と、5五龍、同玉、5六歩迄11手詰。
変化:
㋑同玉は5六角、同と、3六銀、3八玉、2八金、同玉、2六龍以下11手。
 同銀成は3六金、同と、5五龍、同玉、5六歩まで7手。
㋺同銀不成は3五龍で、同玉は5六歩、4六と、3四金迄9手。
           同とは5六金、4七玉、4五金迄9手。
紛れ:
Ⓐ3六金は4七玉で逃れ。

詰上がり図

銀の翻弄及び成らせを表現した作品。
初手は3六金も目に付くが、金を温存して4七香と打つ。対して玉方は3六に利かして2手目同銀不成と応じる。他に手もないので構わずに3手目3六金とし、ここの応手がポイント。4手目同銀不成とすれば、再度の4七香にも同銀不成とできるため攻方の手を封じているようだが、ここで妙手が登場する。
変化図

4手目同銀不成には変化図のように3五龍と捨てる手があるのだ。以下同玉には5六歩と突き、3六銀の移動合がないため詰んでしまう。変化図3六にあるのが成銀であれば、ここから同玉、5六歩、4六成銀で逃れていた。
作意では4手目同銀成とし、4七香、同成銀で成銀を無効化。3六金、同とでついに龍筋が通り、5五龍、同玉、5六歩と龍捨て、突歩詰で着地する。結果的に攻方は4七香、3六金を繰り返しただけなのに玉方はわざわざ応手を変えたような、面白い感触の作品になった。

青〇邦正 ー3六金に同銀不成の変化が難しかった。
弘〇弘 ー4手目の成限定がすごい。
中〇浩太 ー成ったら戻れないからこその芸術。
石〇清太郎 ー捨駒が気持ちよい作品。
橋〇樹 ー突き歩詰の詰上がりが爽快。
松〇敬 ー馬筋が通るのは、最後でしたか。
森〇正 ー変化も含め、鮮やかな手順と収束。
蛭〇毅 ー序盤の成生選択、収束の小気味良さ、変化中の妙手3五龍など解き味最高。
宇〇光明 ー5六銀の翻弄。都詰と突歩詰もシャレている。
山〇強志 ー1手1手の密度がすごい。更に収束、龍切りからの突き歩、これは素晴らしい。


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天内

詰将棋パラダイスに入選した自作の紹介をしています。局面図の表示にはShogipicを利用させていただいています。
プロフィール画像は入選18回目の詰将棋順位戦A級優勝作です。